合同誌とアンソロ本と

読んで、いろんな意味で「ないわー」と思ったのでブクマしたエントリ。
http://b.hatena.ne.jp/entry/togetter.com/li/236451
とにかくいの一番に違和感を覚えたのが、まとめられたツイートの中にある「合同誌」というものの定義についてだった。
そこで、書いたブクマコメントはこんな感じ。

[Togetter][同人]そもそも合同誌って、ジャンル内で無名か有名かに関係なく、話の合う仲間同士で「今度、一緒に本作らね?」「いいね、やろうぜ」つって盛り上がって作るもんだと思ってたお。意識が全然違うんだな、驚いた。

後からTwitter上で同人時代からの友達と会話していて、ブクマコメントを書くときには度忘れしてた単語を思い出した。

そうだ。私たちは、こういうのを「アンソロ本」つってたんだ。自分が企画を立てて、何人かの友人作家に原稿を依頼して原稿を集め一冊の本にするってつくり方のやつは。合同誌っていわねーよ。

とまあ、一番引っかかったのが合同誌の定義だったけど、その定義はともかく、ツイートの下についたまとめがまた。有名無名で線引きしてるのも気に食わん。企画者が無名有名問わず、全く知らない人にいきなり原稿依頼するのは失礼に決まってんだろー金の問題以前の話だろーと。

承認欲求についてつらつらと

もしドラ」作者の人が(旧エヴァの)シンジ君が叫んでたようなのを日記に書いていて、そのエントリと反応がいくつかはてブで上がっていたのを読んだ。以下、読んだ順番。

ここまで読んで頭に浮かんだのが、切込隊長の記事に付けたブクマコメントに書いた、

ハックルの人は「はてな民」に認めてもらいたいんだな。いくら本が売れて別の世界の人に絶賛されても未だ「はてな民からの承認」は得られない。

http://b.hatena.ne.jp/kzhvsonic/20111020#bookmark-63866209

という感想だった。
誰しも「誰かに認められたい」という気持ちを持っている。この「誰か」ってのが非常に問題で。認めてほしい人に認めてもらえなければ承認欲求は満たされないんだな。
片思いのAちゃんに認めてほしかったのに認めてもらえない時は、好きでもないBちゃんに認めてもらってもうれしくないの。
「誰でもいいから僕を認めてよ」欲求は満たされるけど、「Aちゃんに認めてほしい」欲求は満たされない。それが、801ちゃんの人の言う虚無感につながるのかなあと。
でまあ、上の段落にある「Aちゃん」は一人の人間だけど、「はてな民」っていうのは単にはてなをヘビーに使ってる人たちを漠然とさす言葉でしかなく、そういう統合知性体があるわけじゃない。自分も含めはてなを使ってる人たちはそれぞれバラバラの意識を持ち、好き勝手にあれが好きこれが嫌いとやってる。だからひとまとめにしちゃいかんのだろうと思うし、仮にハックルの人が本気で「今、自分を認めてくれないはてな民」に認めてもらいたいと思ってあのエントリを書いてたのなら、それはとてもつらいことだなと思ったりする。

はてなダイアリーのTwitterまとめ機能って

なるほど、Twitter記法でまとめてくれるんだ。
blogの機能としては悪くないけれど、自分が書いた文章そのもののバックアップとしては使えないね。
うーん、となると、やはりTwitterのバックアップとしてはついろぐのほうがいいのかな。
てことで、はてなダイアリーへのまとめ送信は止めよう。何か追記したい時だけTwitter記法使うことにして。

はてなダイアリーがTwitter連携機能を追加したと聞いて……

ためしに、一日分のつぶやきまとめをはてなダイアリーに自動投稿する機能をONにしてみた。
どんな感じになるか、数日試してから継続するかどうか決めようと思う。
ついログみたいな明らかにTwitterのログまとめてますよーな場所じゃなくて、汎用のblog上につぶやきをまとめる事はいいのかわるいのか悩む所ではある。
書き手側としての私にとっては、外部blogにTwitterのつぶやきをまとめた後から140字制限で書ききれなかった分の補足ができることがメリットに感じる。ついろぐだと発言の一部を消すことしかできない。誤解を受けそうな発言を消すよりも、その発言の意図をなるべく誤解されないよう追記できる方が嬉しい。
だけど、どんだけじゃあおまえは追記するかと言うと、おそらくほとんど追記しないんだろうなーという気もするわけで。Twitterを読んで興味を抱いた人の日記を読もうと思ったら全部すでに読んだつぶやきのまとめだけでした、ってのは切ない話だよなと思いつつ、どうせここまで追いかけて読む人もいなかろうから勝手にやってもいいんじゃないかとも考えつつ。
何かの検索でうちの日記とかついったーとか引っかかっちゃった人ごめんなさい。探してる情報は間違いなくここにはないです。
って謝っておきたい、それだけ。
つーかはてブ連携もしてるから、つぶやき一回でノイズ3つも増やすことになるわけだな。……まあ今更だし気にしない。

2010年06月02日のツイート

怒りをコントロールすることのむずかしさ

正しい怒り方: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる」を読んでの感想ブクマ。

怒りをコントロールする、他人になすりつけない、判っていてもコントロールできずになすりつけてしまう。反省……などとうなずきながら読んでいて、最後の歌詞引用に吹いた。この歌に随分助けられたな、私もw

http://b.hatena.ne.jp/kzhvsonic/20100325#bookmark-20244949

んで、こっからはその続き。最初Twitterに書いてたものだけど、文字数制限ぎりぎりで連続投稿になったのでこっちに転記して、元のつぶやきは削除。

加えて、他人からなすりつけたれた理不尽な怒りを「そりゃ、あんたが悪いからだろ」の一言で突っ返すのもよくないんだな。と思った。

いつもそんな対応をされ続けてたら、上手なコントロール方法を学ぶより先に「どうせ自分が悪いんだから」とあきらめの気持ちで怒りを押さえ込むようになってしまう。

そんな風に育った人間が怒りをコントロールできないとどうなるかって、まず他人に理不尽な怒りをぶつまくった後に、「……でも、私が悪いんです」と相手に言われそうな事を、先に自分で言ってしまうのだ。

オチまで聞かされた相手は対応に困るよな。既に自己完結しちゃってるから、それ以上の反応のしようがない。

……とまあ、過去それでいろいろ失敗したので、「どうせ私が」でない怒りのコントロール方法を模索していこう。そして、他人から怒りをぶつけられた時に「そりゃお前が悪い」と脊髄反射で言わないようにしよう。

うまくできるかどうか判らんけど、今すぐ人生終わる訳でなし、ゆるゆる頑張ろう。